ご無沙汰しています、ふゅーちゃーです。
卒業シーズンですね。
メイド喫茶を始めとしたコンセプト系界隈でも、連日卒業イベントが開催されています。
昨年からとてもお世話になっているお店でも、先日、一人のキャストさんがめでたくご卒業なさいました。
その方が最後の挨拶で言ったこと。
まず、今卒業する理由について。
彼女曰く、「まだ、このお店が好きな内に卒業したかったから。」
そして、卒業したあとのこと。
よく聞かれた3つの質問にお答えします、と前置きしたあと、
「ほかの萌え店では働きません。」
「撮影会等にも参加しません。」
「ツイッターアカウントも削除します」
なぜか、この二つがとても印象に残りました。
客側として、卒業はとても寂しいです。
コンセプト系の卒業というと、昔、10年近くコンセプト系に通っている方から伺った言葉が今でも思い出されます。
「彼女たちは卒業していっちゃうんだよな…。
俺はいつまでも卒業しないのに…。」
俺はいつまでも卒業しないのに…。」
やはり、お気に入りのお店で、そのキャストさんと過ごす時間が終わってしまうというのはせつないものですよね。
そのキャストさんを推していたならなおさらでしょう。
では、卒業は客側にとって寂しいだけのイベントでしょうか。
仮に、そのキャストさんがずっといてくれたとします。
一見、何もかわらないように見えても、お互いの考え方だったり、環境だったり、そういったものは時間の流れとともに変わっていくことでしょう。
その変化の過程で、好きだったはずのものが、嫌いになってしまうこともあるかもしれません。
それは、卒業した後に別のカタチでつながりが続いていたとしても、同じことが言えるでしょう。
むしろ、つながり方が変わるという点で、その可能性は高いかもしれません。
好きなものが好きな内にあえて幕をひく。そうすれば、それはいつまでも素敵な想い出として残る。
彼女の二つの言葉には、そういった意味もあったのかもしれません。
コンセプト系として、一つの理想的な幕引きだったと思います。
今後も、いろいろなカタチの卒業を見送っていくことでしょう。
大好きなお店で大好きなキャストさん達と過ごせる限られた時間、これからも大切にしていきたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿